こんにちは、菜園大好きなけいちゃんです。
我が家は現在、バジルとシソ、ミニトマトやナスを育てていますが、中でもバジルとシソは薬味に大活躍!
ワシャワシャ育つので多少放置でも大丈夫(笑)!
バジルはサラダのトッピングやバジルソースにしてパスタやジャガイモに和えたり。
シソは冷奴やそうめん、浅漬けにアクセントで入れたり。
とにかくあると助かるハーブです。
今回はバジルとシソの育て方と、料理に役立つレシピをご紹介します。
目次
バジルについて
まずはバジルについて。
バジルには150種類以上の品種があります。
和名はメボウキ。
イタリアでは料理の必需品で、一般的にはスイートバジルが多く使われます。
熱帯アジア原産なので、タイ料理にはガパオがおなじみですね。
タイではホーリーバジルという品種が主で、一般的なスイートバジルと姿形がちょっと違います。
バジルは日本にはなんと江戸時代にはすでに伝来していたんですね。
主に薬草として使われていました。
熱帯アジア原産ということで、日本の高温多湿には強く夏場はグングン育ちますが、冬の寒さには弱く、枯れちゃうことも多いです。
シソについて
シソは、日本のハーブの代表ですね。
なんともさわやかな香りが特徴です。
青じそはいろいろな料理に利用されます。
薬味や天ぷら、混ぜご飯に入れたり、幅広いです。
原産地は中国南西部。
日本では縄文時代の遺跡からも発見されているので、大昔から生育していたんですね。
シソも寒さには弱いです。
種と苗
バジルもシソも、シソ科なので育て方に差はありません。
種からでも苗でもどちらでも育てやすいです。
種は発芽から根を張るまで時間がかかりますが、苗は買ってきたら植えるだけ!
種まきは4〜6月頃にします。
種の場合はビニールポットを用いて発芽させて植え替える床まきと、
直接プランターや鉢にまく直まきがあります。
土ですが、野菜や花用に作られた培養土があるのでそちらを使います。
無肥料で栽培も可能ですが、今回は割愛します。
種でも苗でも乾燥に弱いので、土の表面が乾く前にたっぷり水を与えます。
バジルとシソの育て方
種から植える
手順としては以下のようになります。
ビニールポットは苗を買うときに苗が入っているポットです。
苗を買ったときに取っておくといいでしょう。
種から育てるときにあると便利です。
ビニールポットに土を入れたら、種をパラパラとまんべんなくまきます。
軽く土をかぶせた後、たっぷり水を与えます。
土の表面が乾いてきたらたっぷり水を与えましょう。
発芽するまでは水切れに気をつけなければなりませんが、やりすぎも根が弱ってしまうので、土の表面をみて、乾燥してきたら水を与えるようにします。
本葉が3〜4枚になったら鉢やプランターに移植します。
以降は次の『苗から育てる』を参考にしてください。
苗から育てる
手順としては以下のようになります。
買ってきた苗を植えるのに、いくつかポイントがあるので解説していきます。
プランターの準備
我が家はこちらのプランターを使っています。
まず、プランターの底にネットを置きます。
⬇︎使う大きさにカットできるネットです。
ネットは、底から土がこぼれないようにするのと虫の侵入防止の役目があります。
続いて軽石を底が隠れる程度まで入れます。
これは水はけをよくするためです。
土を入れる
土を入れていきます。
土を購入するときはプランターの大きさに合わせて購入してください。
途中で苗を仮置きして、ウォータースペースを確保します。大体3cm〜5cmほど。
ウォータースペースって?
鉢やプランターの上部から土や水が流れ出ないようにして、水を土中に染み込ませるためのスペースです。
苗をポットから外し、植える
ポットの底にある穴に指を入れ、押し上げながらそっと苗を外します。
苗を傷つけないように気をつけながら固まっている土と根を軽くほぐして
プランターの、苗を入れる予定のくぼませた土の上に苗を置き、周りから土を隙間なく入れ、苗の根元まで入れます。
このとき、下の葉が埋まらないように注意しましょう。
根元を指で軽く押し、苗を定着させます。
たっぷり水を与える
プランターの底の穴から水が出てくるまでたっぷり与えます。
これで終了です。
お手入れ
土が乾いたら水やりを忘れずに。
グングン育つので、こまめな摘心で収穫できる量が増えます。
摘心ってなに?
摘心というのは
茎の先端を切り取って、新しい芽が出るようにする作業です。
収穫を多くするために行う方法です。
草丈が20cmほどになったら少しずつ茎ごと収穫します。
花が咲く前の葉が柔らかいので摘み時よ!
7〜8月頃に切り戻しをすると、秋に新芽が伸びてきます。
切り戻しって何?
切り戻しとは、伸びすぎた茎を切り落として形を整えることです。
冬の寒さには弱いですが、暖かいお家の中に入れれば育ちます。
バジルを使ったレシピ
バジルソース(ジェノベーゼソース)
ジェノベーゼとも呼ばれるバジルソースは、パスタにはもちろんホクホクジャガイモに和えたり、チキンや白身魚をソテーしてかけるだけでおしゃれな一品に!
トマトにかけるだけでも美味です。
冷奴にも合うんですよ♬
バジル50gくらい、オリーブオイル130g、クルミ(軽めに炒って冷ましておく)50g、粉チーズ25g、ニンニク1かけ、塩(小さじ1/2から味見て調整)をミキサーに入れ、ガーッとペースト状にして出来上がり!
美味しい塩、ひんぎゃの塩で作ると絶品〜♬
冷凍保存できます。
ガパオ
タイと言えばガパオ!
バジルをたっぷり使ってアジア気分に浸りましょう。
レシピは4人分です。
玉ねぎ1個、ニンニクとショウガ1かけ分はみじん切り。パプリカ1/2個は1cm角切り。
タレ(酒大さじ2、ナンプラー大さじ1.5、みりん大さじ1.5、ガラスープの素小さじ1)を合わせておく。
ニンニク・ショウガを炒め、香りが出たら玉ねぎを透き通るまで炒める。
鶏ひき肉400gとパプリカを入れ、さらに炒める。
ひき肉の色が変わったら、合わせたタレをいれ、汁気がなくなるまで炒める。
最後にバジル20枚ほどをちぎって入れてよく混ぜたら完成!
ご飯にかけ、目玉焼きを乗っけます。
シソを使ったレシピ
シソのジェノベーゼソース
実は先ほどのバジルソースの、バジルをシソに替えるだけ!
冷奴、そうめんやざるうどんのつけつゆに落としたり、ご飯にかけても♬
梅と合わせると最強です。
シソの韓国風漬け
おつまみにぴったり。ご飯を包んで食べると美味しすぎる!
シソ10枚ほどを洗ったらよく水気を拭き、醤油・ごま油・みりん・炒りごま各大さじ1、すりおろしニンニク・ショウガ各小さじ1を混ぜたタレにシソを1枚ずつ漬けます。冷蔵庫で10分ほどで出来上がり。
※漬けすぎるとしょっぱすぎるので短時間で汁を切りましょう。
あると便利!バジルとシソの育て方&レシピ【まとめ】
様々な料理に大活躍のバジルとシソ。
あるととっても便利なバジルとシソは、育てやすくワシャワシャ茂るので、毎回スーパーで買ってくるより経済的です。
食欲が落ちがちな暑い日は、食欲増進効果のあるハーブの力で乗り切りましょう。
どちらもシソ科なので香りにはリラックス効果があります。
摘んでると、なんとも香りに癒されます。
ぜひおうちで育ててみてください。
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