こんにちは、調味料にはちょっとこだわるけいちゃんです。
今回ご紹介するのは塩!
その名も『ひんぎゃの塩』。
なんだか面白いネーミングですよね。
どんな塩?
これから詳しくご紹介します。
あわせて塩の大事なお話もしますので、最後までお読みいただければ幸いです。
目次
ひんぎゃの塩とは
ひんぎゃの塩は、伊豆諸島最南端の青ヶ島で作られる天然塩のことです。
この島の火山の蒸気と海水で、丁寧に作られています。
『ひんぎゃ』という言葉ですが、青ヶ島は活火山のため、地面から大量の水蒸気が上がっているのですが、その水蒸気の噴出する穴を島の方言で『ひんぎゃ』と言うそうです。
火の際(ヒノキワ)が語源になっているそう。
このひんぎゃの蒸気と黒潮の海水でじっくり時間をかけ、丹精込めて作られた塩は、生きるうえで欠かせないミネラルが豊富で、しょっぱいだけでなくほのかに甘みが感じられます。
塩の粒の大きさは粗めです。
粗めですが、パラパラっとかけやすいです。
自然なままでパッケージされたのがわかりますね。
ひんぎゃの塩の美味しい食べ方
ひんぎゃの塩は、素材のもつ美味しさを引き立たせます。
まずは塩むすびで食べてみてください。
めちゃめちゃ美味しい!
お米だけなんですが、お米だけで満足しちゃいます。
我が家の子供たちもバクバク!です。
精製塩で食べると、突き刺すような、ただしょっぱいだけの塩気ですが、このひんぎゃの塩は違いました。
角がなく、まろやかな塩気。かすかに甘みすら感じます。
食べ比べるとよくわかります。
素材の美味しさを優しく包んでいるような感じ。
こちらは私の朝食です。
目玉焼きに、ひんぎゃの塩をぱらり…
目玉焼きってこんな美味しかった?
もうペロリです。
柔らかな塩味。卵の美味しさが引き立っているのがわかります。
ぜひ、素材にかけてみてください。
お肉、お魚、野菜。
なんとかのタレとか、なんとかの素とかいりません。
余計な調味料がいらないので、いい塩だけで節約になるんです。
調味料はいい塩、いい醤油、いいみりん、いい油、だけで十分なのです。
塩以外のこれらの調味料はまたお話します。
調味料だけはホント、こだわった方がいいです。
大事な塩の話
さて、ここからは塩について、大事なことをお話ししていきます。
塩、というと高血圧だったり、それが引き起こす動脈硬化、脳卒中といった害が真っ先に思い浮かびますね。
実は、塩=害ではないんですね。
塩に対して間違った考えが、こういった病気を生んでいます。
精製塩を使っているあなた!
一生懸命減塩しているあなた!
えっ!?
減塩自体はある意味では間違いではないのですが、正しいとも言い切れないのです。
摂りすぎ、減らしすぎ、なんでもやりすぎはよくないです。
要は質のいい塩を適量、体が欲している量を摂りましょう、ということです。
危険な精製塩
血圧が狂ってしまう原因の一つに精製塩が挙げられます。
精製塩は、塩化ナトリウムで構成されており、天然塩が持っているミネラル分が一切入っていません。
精製塩を摂り続けていると、体内のミネラルバランスが崩れ、血圧が狂うのです。
生きる上で欠かせない塩。
だからこそ、きちんと選ぶことが大事なのです。
そ、それは怖い!
塩といってもいろいろあるのね…
本来の姿であるミネラル豊富な天然塩は、血圧をコントロールし、血液の殺菌能力の向上にも繋がります。
私の愛読書の『あなたを殺す食事生かす食事』には大切なことが書かれています。
本来、塩は血液の殺菌能力の元になるなど、血圧や血管にいい作用ばかりなのです。
本物の塩であれば、病気になるような高血圧は招きません。
摂取量を気にするどころか、むしろ積極的にとった方がいいのです。
内海聡著 あなたを殺す食事生かす食事より
塩が悪なのではなく、質の悪い塩(精製塩)が悪なのです。
質の良い塩を適量摂っていれば、病的な高血圧にならず、体もしっかり温まり、
胃腸も元気になります。
体に活力が戻ることでしょう。
あなたの台所にある塩を、ちょっと見直してみてくださいね。
家族の健康は、台所から。
塩をはじめ、調味料を見直してみましょう。
減塩の落とし穴
ネットや、様々な保健に関する施設や機構が発信する減塩についての情報。
塩を減らせ!塩は高血圧の原因!と叫ばれていますが、
肝心の塩の質までは書かれていないんです。
減らさないといけない、というか、避けなければいけないのは精製塩なのです。
精製塩は、先ほどもお話ししましたが、体のミネラルバランスを大きく狂わせてしまいます。
塩の摂りすぎ=高血圧というのは、その塩が何を指しているのかを考えなくてはなりません。
それが精製塩である限り、高血圧とはおさらばできません。
もちろん、どんなに良質な塩でも、摂りすぎは良くありません。
体の声に耳を傾け、適量を摂ること。
まずは、精製塩を避ける努力をしましょう。それから減塩!ではなく、良質な天然塩を適量。
このことを心がけてください。
精製塩と天然塩の見分け方
塩を購入するときの見分け方ですが、パッケージの裏側に「イオン膜」と記載されていないかをチェックしてください。
精製塩はイオン交換膜透析法という精製法で作られています。これによって
大量生産・安価・品質安定になるので、普及しました。
体に不可欠なミネラルをすべて取り除いてしまっているので、まずは「イオン膜」をチェックです。
それから「〇〇の塩」といったネーミングの塩がありますね。
これは再製加工塩といって、精製塩ににがりを加えて、人工的にミネラルを加えたもの。
天然塩よりは安価ですがあまりオススメしません。
手に取ったら裏面をよくチェックしましょう。
天然塩はネットで探すと、スーパーよりは見つけやすいですね。
ひんぎゃの塩【天然塩と精製塩のお話】 まとめ
塩一つとっても、このような違いがあるのがお分かりいただけたと思います。
調味料は塩をはじめ、粗悪品が多く出回っています。
世の中に出回る情報を鵜呑みにせず、疑いを持ち、調べるという心構えを常に持っていたいものです。
そして、本物を見分ける力をつける。
それが結果的に家族の健康を守ります。
本物を買うということは、本物を作る職人さんへの支えにもなりますね。
今一度、台所の塩を見直してみてください。
コメント