男の子は体が弱いってほんと?疑問を徹底解説

こんにちは、けいちゃんです。

私には現在幼稚園生の長男がいるのですが、男の子を育てていて、男の子って体が弱い?と思ったり、『男の子は小さい時は女の子より体が弱いから育てるのが大変』ということを耳にします。男の子を持つママさんは思ったことないですか?

先に生まれた長女は大した病気や怪我なく、病院にも健診くらいでほとんど行きませんでした。風邪を引いても治りが早いです。

長男はというと…まあ弱い!風邪を引くと長引きますし、アトピー体質でひどい時は全身包帯グルグル。病院になんどもお世話になり、お薬手帳が2〜3冊にも!

今回は、男の子はなぜ体が弱いと言われるのか、その疑問を徹底解剖します。

目次

男の子は体が弱い?といわれる要因

①細胞レベルで解説

細胞レベルで見ると、性別を決める染色体はx染色体と、y染色体の2つがあります。

  • X染色体を2本持つと女性⇨XX
  • X染色体とY染色体を1本ずつ持つと男性⇨XY

男性の場合、XとYという違う染色体が組み合わさったものなので、どちらか片方に異常があると、不十分なところを補って完全なものにすることができないために弱いと見られています。

実際流産する受精卵は、男の子の遺伝子が多いといわれています。女の子と男の子の出生比率は10対13です。一説によると、病気などで命を落とす確率が高いので、多く生まれるといわれています。

②統計学的・医学的観点から見てみる

厚生労働省が2018年に発表した平均寿命は

  • 女性が87歳
  • 男性が81歳

いずれも過去最高となっていますが、平均寿命だけでなく、乳幼児死亡率にも男女差があるようです。乳幼児死亡率に関する統計では女子よりも男子の死亡率が高い傾向にあります。

なぜ男性は寿命が短い?

これに関しては、

  • 環境への適応能力が低い
  • 仕事などのストレスに晒される環境に長くいるため
  • 嗜好品にタバコや酒を好む人が多い

などが原因で心血管系疾患やガンになりやすい、といった傾向があるようです。

なぜ乳幼児死亡率が男性の方が高い?

これは、お腹の中で大きくなる傾向があり、母体の負担やトラブルになることが多いためです。しかし、乳幼児死亡率の男女差は医学の発達により縮まっているのが現状です。

また、男の子は生まれた時の肺の機能の成熟が、女の子と比べて平均的に遅れがちなのと、代謝が活発なことも『弱さ』に繋がっていると考えられています。

我が家の長男の場合

出産時は2816gでした。体重は長女とさほど変わらず。どちらも3000gもなかったのですが、長女の方がむちむちでした(笑)長男はヒョロヒョロ!手足が細くて、生まれてすぐ、体温がなかなか上がらず、タオルにしばらく包まれており、すぐに抱っこはさせてもらえませんでした(泣)

入院中も黄疸が強く出たり。泣く声もとても弱々しかったです。

2〜3歳の時は皮膚がアトピー体質でとても弱く、肌が荒れすぎて全身から血(^_^;)包帯グルグルです。花粉の時期とか荒れまくって皮膚科に通いました。

風邪もしょっちゅう引いて、長引くので耳鼻科の常連。すぐ中耳炎になります。幼稚園年中まで、月に必ず2〜3回は休んでいました。鼻水が出だすと私の顔が引きつります(笑)

男の子は体が弱い?大事なことは…

話には聞いてたけど、実際に男の子を育ててきて、男の子って弱いんだなと実感したわけなのですが、ここで大事なことは、弱いからと、あまり神経質にならないことです。

性別以上に大事なことは、生活習慣です。

毎日のバランスの良い食事、成長ホルモンが分泌される20〜21時までにきちんと就寝することで、免疫は高まります。

規則正しい生活と、適度に運動を心がけることで結果的に抵抗力がつき、強く丈夫になります。

また、年齢とともに体の機能も発達していきます。

これは実感しているのですが、長男が幼稚園年長に上がってからは、アトピーの肌荒れも少なくなり、風邪は引くものの、あまり重症化しなくなっています。

月に必ず休んでいたのも、全部出席する月がほとんど。これにはびっくりしました。一年でこんなに違ってくるものなんですね。

まとめ

男の子の体はなぜ弱いのか、解説してきましたが、現代の医学は非常に進歩しており、それにより乳幼児の死亡率も低下しています。明らかな男女差を感じなくなってきているんですね。

結論としては、昔とは違い現代社会では『男の子の方が体が弱い』という明らかな性差は認められないそう。

やはり、生活習慣が鍵なのでは、と思います。

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